七夕といえば、織姫と彦星が会える日ですね。
天の川をはさんでいる二人が、七夕に会えるように毎年、祈っています。
新暦だと梅雨の時期ですが、本来は旧暦なので梅雨も終わり、晴れている時期。
毎年、織姫と彦星は、会えているのでは……と思います。
さて七夕は、想像が付く方も多いと思いますが、願掛けに最適な日でもあります。五節句の一つです。
七夕は「たなばた」と読みますが、「しちせき」という地方もあるそうです。
七夕のアレコレはWikipediaをどうぞ。
有名な七夕祭りといえば、三つありますが、ご存じですか?
「日本三大七夕まつり」といわれるお祭りは、七月開催の「湘南ひらつか七夕まつり」と「一宮七夕まつり」、そして八月に開催される「仙台七夕まつり」です。
七夕は新暦の七月七日、旧暦の七月七日です。
新暦・旧暦の七月八日も含む場合もあるようです。
その辺りも調べると楽しいですね。
歌にもありますように「五色の短冊」に願いを書き、笹の葉に吊しましょう。
本来ですと陰陽五行の色になるものですが、昔のあたりですと黒は紫にして、「赤・青・黄・白・紫」が一般的なようです。
平安時代のあたりだと、和歌にして星に願いを託したそうですが、今はストレートに書く方が多いと思います。
あとは願いを短冊の色で書き分けていたとか。確かにその方が願いが叶いやすそうですよね。
赤は命を繋いでくれた祖先への感謝の気持ち。
健康や若々しさ、美しさ、勝負事も良いですね。
青は人間として向上するための願い。
能力・仕事・学問・人格向上などが良いでしょう。
黄は人との絆やご縁を強める願い。
家族や家・貯蓄・財産などに良いでしょう。
白は規律が必要とされる願い。
経済力・恋愛・幸運を願う等に良いでしょう。
紫は能力全般の上達・向上への願い。
性格・習慣・感情など人間性的な事によいでしょう。
どんな色に書いたら良いか分からないなら、新月や満月の記事で書いている、願いごとが成就しやすい色……を思い出してください。
色は、緑です。緑の短冊を作り、願いも緑色のインクのペンで書く事をお勧めします。
個人的には赤・青・黄・白・紫色の短冊も使い、緑の短冊をメインにしています。
紙は是非、美しい和紙をお使いになってみてください。
楽しいと同時に伝統的なお祭りだということが分かると思います。
それも、楽しい開運生活への一歩です。
楽しんで笹の葉に七夕飾りを作り、短冊をさげて、家族みんなで美味しく夕食をお召し上がりください。
お勧めは卵や鶏肉など。親子丼などもよさそうですね。
七夕が過ぎたら、笹の葉や、七夕飾り・七夕の短冊は、お焚き上げなどに出すといいですね。
難しいならば白い紙にひとつまみ粗塩をいれて、感謝の気持ちで処分してください。
皆様、楽しい七夕をお迎えくださいね。
伝統的なイベントを楽しむ気持ちは大事なものなのです。