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アチューンメント

アチューンメントの予備知識

アチューンメントにはマニュアルが付属していますが、必ずしも初心者に分かりやすく書かれたものばかりではありません。ある程度知っていることを前提に要点しか書かれていないものもあれば、専門的すぎるので特定分野の知識がないと意味不明のものもあります。

アチューンメントのマニュアルを読むときは、一定の予備知識がないと、分からないことだらけになります。また、その技法がどの程度有効かを判断するにも、ある程度の知識が必要です。ここでは、アチューンメントを選んだり、マニュアルを読んだりするときに必要となる予備知識について、簡単に解説します。

他者伝授と自己伝授

一般的なアチューンメントのほとんどは、他者から伝授を受ける形式になっています。創始者が最初に他者に伝授し、その伝授を受けた者がさらに次の人に伝授していきます。なので、アチューンメントを実施するときは、そのときの伝授者が創始者から数えて何代目にあたり、その間にどういった伝授経路を通ったのかを示すリネージュ(系統図)という書面が発行されることが多くなっています。

しかし、なかには自分自身が直接、高次のスピリットにお願いして、彼らと同調し繋がるようになっている技法もあります。それは、自己伝授(セルフ・アチューンメント)と呼ばれています。それは、高次のスピリットによって、意図的に自己伝授が可能であるように作成されているものなので、一般的には、マニュアルに書いてある手順に従えば他者から伝授を受けたときと同じ効果を得ることができます。

どちらが優れているということはありませんが、有料のアチューンメントは他者からの伝授を必要とするものが多く、無料で配布されているアチューンメントは自己伝授形式のものが多いようです。そのアチューンメントが作成された目的によって、伝授方法にも違いが生じてくるのかもしれません。

対面と遠隔

他者からアチューンメントの伝授を受ける場合の伝授方法には、対面と遠隔のふたつの方法があります。対面とは、文字通り現実に会ってその場で伝授を受けるものです。遠隔とは、直接会わずに、意識や意図によって伝授の効果を発生させるものです。

もちろん対面でアチューンメントを行うほうが、伝授者としては受け手の状態を詳細に確認できますし、よりきめ細かいサポートをすることもできます。しかし、両者の住んでいる地域によっては簡単に会えない場合もありますし、アチューンメントの内容によっては、それほど細やかなサポートを必要としないものもあります。なので、これについても、アチューンメントが作成された目的によって違いが生じているようです。

リアルタイムとコールイン・メソッド

遠隔アチューンメントには、伝授者と受け手が予め日時を決めておいてそのときに伝授を行う「リアルタイム」と、伝授者が先に伝授可能な状態を設定しておいて、受け手がその設定日時の範囲内の好きな時間にエネルギーを受けとれることができる「コールイン・メソッド」の二種類があります。「コールイン・メソッド」は、たとえば、○月X日午後7時から○月XX日午前2時までの間といった形で設定されます。

伝授者の側からは、エネルギーがより直接的に伝わる「リアルタイム」を推奨する方が多いようです。とはいえ、時間の都合が合わないときなどに、「コールイン・メソッド」は非常に便利な方法でもあります。

伝授の方法としてどれが利用できるかは、そのアチューンメントによって異なりますが、たいていはマニュアルに記載があります。

神、天使、アセンデッドマスター

アチューンメントを理解するための用語として説明します。神は、日本の八百万の神さまであったり、世界各国の伝統的な神さまです。宇宙の創造主という意味でも使われます。

天使は、聖書に描かれている大天使ミカエルに代表されるような、はじめから天使として生まれてきたスピリットです。キリスト教徒でない人に対しても、とても親切です。

アセンデッドマスターというのは、人間として生まれてきて、死後も善良な魂として人類の福祉のために活動しているスピリットです。この考え方を前提にすると、お釈迦様やイエス様も、人間として生まれてきているので、アセンデッドマスターということになります。

輪廻

一般的に、アチューンメントは、生き物が輪廻転生する世界観を前提に書かれています。宗教的・文化的に人の生まれ変わりを認めない地域もありますが、そうした地域でもスピリチュアルな世界観を受け入れている人は、輪廻を認めたり、肯定的にとらえているようです。

ハイアーセルフとローアーセルフ

地上で生活する自分自身との間にスピリチュアルな同一性を持つ、上位の自己と下位の自己のことです。上位の自己は、他者との協調やより広くて深い精神性を求める方向に促し、下位の自己は利己主義や肉体的な充足に拘泥させようとします。

どれも自分であるというのが分かりにくいのですが、輪廻を繰り返してきたそのときどきの自己が、その独自性を保ったまま集まって、ひとつの大きな自己を形成していると考えるといいみたいです。

レイキ

岐阜県出身の臼井甕男(うすいみかお)が1922年に設立した、手当て療法を中心とする民間療法のひとつ。宇宙のヒーリングエネルギーを流す通路となることで自己や他者を治療するというこの療法は、戦後に入って日本では一時衰勢になりますが、アメリカを中心に爆発的な人気を獲得し、日本に逆輸入されました。レイキが分からないと、海外のアチューンメントの多くは理解できないというくらい、深い影響を与えています。

創始者の臼井式レイキを基本にして、海外では様々な種類のレイキが生まれています。ヒーリング関係はレイキを知っていると理解が早いですし、アチューンメントのなかにはレイキ・マスターであることが条件となっているものもあります。

海外ではレイキを遠隔で伝授する人が多いようですが、臼井式レイキに遠隔伝授はありません。遠隔で伝授を受けるときは、それがどういったレイキなのか、確認してから受けるようにしましょう。

グラウンディング

「地に足をつける」といった意味の行為です。過去のことや将来のことで頭が一杯になっていたり、他人が気になって自分を見失っていたりするときに、いまここにいる自分を取り戻すための行為のことです。

呼吸を整えて軽く瞑想したり、裸足で地面に立ったり、カップの水を意識的にゆっくりと飲み干したり、人によってその行為は様々ですが、それによって心と体のバランスを回復して、現実をよりよく生るために、気持ちをいまここに集中させるための行為をいいます。

いわゆる霊感について

クレアボヤンス(Clairvoyance)は、いわゆる「見える人」の能力です。未来の出来事が映像で見えたり、天使や妖精を日常的に見たりすることなどが、これに該当します。

クレアオーディエンス(Clairaudience)は、いわゆる「声を聞く人」の能力です。スピリットからの警告が突然音声で聞こえたり、天使と意識的に会話したりすることなどが、これに該当します。

クレアセンティエンス(Clairsentience)は、目や耳でなく、感覚で感じる人の能力です。ネガティブな警告が出ているときに、体調と関係なく体の特定の部位が痛くなったり、良いことが起こる前に強い幸福感を突然感じたりすることなどが、これに該当します。

クレアコグニザンス(Claircognizance)は、目でも耳でも感覚でもなく、突然にはっと分かってしまう人の能力です。車が突然故障したときに、調べなくても原因が正確に一瞬で分かったり、疑問の答えが何の前触れもなくいきなり明瞭に頭に浮かんだりすることなどが、これに該当します。

超心理学的には味や匂いに関するものもあるようですが、スピリットとのコミュニケーションが重要となるスピリチュアルな領域では、この4つを取り上げることが多いようです。こうした能力は誰もが潜在的に持っているそうですが、実際に発揮できる能力はそのうちの1つか2つであり、それ以外は弱いのが一般的なようです。

リネージュ

創始者から伝授を受けた人まで、どういう経路を通って伝授が行われてきたかが分かる系図のことです。

アチューンメントの信頼性について

アチューンメントやそのマニュアルは、詳しいから良いわけではありませんし、分かりやすいから信頼できるというものでもありません。雑誌や本から転載しただけのものもありますし、明らかな捏造もあります。なので、書いてあることをそのまま信じるのではなく、どの程度信頼できるものなのかを常に意識して読むようにすると、時間を無駄にせずにすむと思います。

また、比較的誠実な書き手が丁寧に作ったものであっても、アチューンメントと呼べるだけの効果がないものもあります。他人の評価だけで判断せずに、自分の深い直感を信頼して自分で評価することが大切です。